『スイートプールサイド』。
別名『剃毛青春映画』
1 映画情報
原題: | スイートプールサイド |
出演: | 須賀健太 刈谷友衣子 松田翔太 谷村美月 木下隆行 利重剛 落合モトキ 荒井萌 太賀 井之脇海 ほか |
公開日: | 2014年6月14日 |
上映時間: | 103分 |
監督: | 松居大悟 |
配給: | 松竹メディア事業部 |
公式サイト: | http://sweetpoolside.jp/ |
主題歌: | モーモールルギャバン「LoVe SHouT!」 |
原作: | 押見修造「スイートプールサイド」 |
2 予告
3 あらすじ
高校1年生の太田年彦は、毛が生えないことに悩んでいた。
ある日、毛が生えていないことをからかわれた太田が部室へ戻った際に、
同じ水泳部の後藤綾子が部室で毛の処理をしているのを見てしまう。
綾子は毛深いことに悩んでいたが、同級生には相談できずにいた。
太田の毛が薄いことをうらやんでいた綾子は、太田に毛を剃ってくれるよう頼む。
4 感想
観る人によっては、ワクワク感や、ドキドキ感を味わえるかもしれないです。
この映画は、漫画が原作なんですね。
設定も、中学1年生から高校1年生に変更されている様です。
思春期の悶々とした心情というのは分からなくもないですが、
これをスクリーンに映す映像として表現することの意味って何だったのか?ということを思ってしまいました。
確かに、これを中学生とか高校生の時に観た場合、自分には例えようのない心情が映像化されることで、
ある種、共感できる思いは生まれるのかもしれないとは思いますが、
その対象から外れてしまった年代にとっては、フェチシズム的なイメージビデオとの違いは何だろうと
考えてしまいました。
映画として、笑いとか涙、スリルの要素というものも薄く、
観終わったあとの爽快感というものとも遠かった気がします。
こういう感想を書くことは辛いですが、少なからず、評価されている方も
いらっしゃるとは思いますので、対象を18歳未満とか、思春期真っ最中とか、
感動とは無縁、刈谷友衣子ファン限定などの制限があってもいいのかもしれませんね。
万人に受ける映画は無いと思いますけど、理解できないときには、全く理解できないもんですから・・・。
公式サイトにも書いちゃってるんだから、分かってるんでしょうけど、「鬼才」と書けば許されるものではない。
太田の気がフレ出すあたりから、ちょっと、観るのを止めようかとも思いました。
もうちょっと、映画の中で説明が必要な作品だったのかもしれませんね。
映画終わって、劇場が明るくなった人たちはどんな顔して出てきたんですかね?
そちらの方がコメディ。
5 メモ
出演している須賀健太さんは、昔、「人にやさしく」で香取慎吾さんと共演していた役者さんですね。
ALWAYS 三丁目の夕日にも重要な役どころで出演されていました。
最近では、「世界の村で発見!こんなところに日本人」で大きな地球儀で場所のお知らせをしています。
あそこの「毛」を剃らせてという太田ツル彦
刈谷友衣子さんは、トヨタ マークXのCMで、佐藤浩市さんの娘役で出ておりました。
最近は、活動されていないみたいですね。