1　映画情報

2　予告

3　あらすじ

フリーライターの立神雄作とカメラマンの柴田良一は、
闇取引の取材をおこなうため、中国返還間近の香港へと向かう。

闇取引の現場を押さえるため、隠れて撮影をしていたが、
反対に見つかってしまい、ふたりは香港の街中を逃走する。

追い詰められた立神と柴田は、変装して夫婦を装い逃走を続け、
ある建物へと逃げ込む。
建物の中をさまよう内に、ステージに足を踏み入れてしまったことから、
手品師に間違われ・・・。

4　感想

レーザーディスクを整理していたらこの作品がでてきたので、
久しぶりに観てみました。
20年以上前に買ったプレイヤーが動いたことには感動しましたが、
さすがにフルHDで観るとボヤけますね。時代を感じます。

さて、この作品ですが、香港の闇社会を題材にしながらも、
シリアスさはほとんど感じられない、コメディー映画です。

時代が変われば、笑いにすることもはばかられる内容であったりもしますが、
その当時のことを考えると、勢いだけのバカみたいなやり取りを真剣に笑いにできていた、
時代であったのではないかと思います。

今観ても、本当にバカバカしい作品でしたが、
レーザーディスクを買ったぐらいですから、よほど気に入っていたのではないかと思います。

ちょっと怪しげなアジアを感じられる作品です。

松重豊さんは、1シーンのみ登場し、岸谷五郎さんと、今ではありえないような役柄を演じています。
泉谷しげるさんも、観光客として連れ去られていましたけど、
贅沢ですね。

5　メモ

もしDVDが販売されていたら、また、買ってもいいなぁ〜と思う作品ですが、
レーザーディスク止まりのようです。
また、今どきですとオンデマンの配信もありそうですが、
それも見つかりませんでした。

どなたかが書かれていましたが、ジャニーズの俳優さんが出ている作品は、
ネット配信されないとか・・・

サントラの入ったMDまで出てきました。
それほど、ツボにハマったんでしょうね。