愛する人のために、あなたは何ができますか？
愛する人にとって、記憶を取り戻すことが幸せなのか、
忘れさせてあげることが幸せなのか、答えはそれぞれの想いの中に。

1　映画情報

2　予告

3　あらすじ

大学生の遼一は、人の記憶が消せるという都市伝説の「記憶屋」を探していた。
プロポーズをした彼女の杏子が翌日から連絡が取れなくなり、数日後、駅で見かけた杏子は、
遼一のことを覚えていなかった。
遼一にとって、それは二人目のできごとだった。

記憶を消すことができるなら、杏子の記憶を取り戻すことができるのではないかと考えていた。

4　感想

予告では感動作品のような印象を感じて観に行きました。
公開から1週間、訪れた上映回への入場客は私一人でした。

さて、日常生活のいち風景からはじまり、都市伝説の記憶屋の世界観に
どうやって導いていくのか気になるところでしたが、
主演男性のその場の雰囲気に似つかわしくない怒りの演技によって、
際立って下手くそな印象を受けました。

ドラマではコメディチックな役柄など、それほど気にならなかったんですけど、
映画はバランスだと再認識です。

原作は読んでいないのですが、ストーリーの軸が、
性的被害者だったりしているのも、期待した内容とは違っていて残念だったと思います。
（勝手に、想像していた内容と違っただけなので、良い、悪いではないのですが）

ラストも、記憶を消したのか分からないまま、中島みゆきさん「時代」に突入し、
正直なところ、「何これ？」という印象でした。

残念ながら、作り手の意図が伝わってくる作品ではありませんでした。
あくまで、私個人が期待した感動作という内容ではなかった、だけの話ですけど。

自分が気に入る作品に巡り合うのは、本当に難しいですね。

5　メモ