キム・ゴウン / 김고은 / Kim Goeun

テレビドラマ

関連作品を見た覚えもないが、最近、Netflixがおすすめしてくる「トッケビ」。
あらすじだけを見ると、リアリティの無い世界観と、1時間を超えるストーリーが16話も続くということで、
なかなか観てみようという気になれなかったのですが、
1話だけと思ってみてみたら・・・後を引きますね。韓国ドラマは、ここがうまいと思います。

このドラマで、ヒロインの女子高生を演じたキム・ゴウンさんの作品を何本か観てみました。
作品の紹介をします。

 

 
 

 
 

 

1 トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜

個人的には歴史物語が、ちょっと苦手なのですが、
歴史的な背景がありますが、ドラマのほとんどのシーンは現代的でした。

 

あらすじ

仕えてきた王から謀反の罪で殺された武将キム・シン。
千年もの間、死ぬことができず、胸に剣をさしたままトッケビとして、
この世にとどまり続けてきた。

トッケビは、胸に刺さった剣を抜くことで、無になることができるが、
その剣を抜くことができるのは「トッケビの花嫁」だけだった。

ある日トッケビは、車にはねられ死の淵を漂う女性のもとに現れ、
死が運命づけられた女性を生かしてしまう。

その9年後、その女性から生まれた子供は、死んだ人が見える力を身に着けていた。
9歳の誕生日、その子供は、自分の母親が、既に亡くなっていることに気づく。
自分が亡くなっていることを見抜かれた母親は成仏し、
ひとり残された娘のもとに死神が現れ、本当は生まれる運命ではなかったことが告げられる。
死神に消し去られそうになっているところに、老婆が現れる。

 

コメント

時代劇かと思わせつつ、その実は、現代の恋愛ドラマなのかと思います。
前提が、千年も生き続けている生霊なのか、その世界観に浸れるかが重要かと思いますが、
韓国ドラマは、この部分は、本当に上手いですね。

現代にまで引きずられる過去の因縁とか、生まれ変わりであるとか、
散りばめられた布石が、綺麗に回収されます。

韓国ドラマの場合、2話目以降は、どうやってハッピーエンドにたどり着くのかを、
期待してドラマを楽しむ感じかと思います。

ヒロインのキム・ゴウンさんは女子高生役で、それまでの韓国ドラマのヒロインにみられる
二重美人ではありません。
しかも、1話では、非常に素朴な印象で、「これで16話持つの?」と思ったりしました。

しかし、ドラマで繰り広げられる会話やしぐさは、非常に魅力的であることが分かってきます。

ドラマも、因縁めいたシリアスな人間関係とは対照的に、
現代に持ち込まれたコメディーチックな、相反する関係もドラマの魅力を増しているのかもしれません。

1話90分前後で16話もある大作ですが、観終わった後には何かが残る作品だと思います。

 

 

 

 

 
 

 
 

 

2 ウンギョ 青い蜜

タイトルやパッケージからして、偏ったイメージに傾きかねないプロモーションです。

 

あらすじ

詩人のイ・ジョギョは、70歳になる文壇の権威だった。
その彼の弟子であるソ・ジウは、師の才能に嫉妬していた。

ある日、イ・ジョギョの家の敷地内に置かれた椅子で女の子が眠っていることに気づく。
目覚めた女の子は、この椅子に座りたかったといい、その場を去っていった。

その後、弟子のソ・ジウと再会したウンギョは、イ・ジョギョの家でアルバイトをすることになる。
親密さを見せつけられたソ・ジウは、師匠をとられた感覚に襲われ、ウンギョのことを、
こころよく思えない。

一方、イ・ジョギョはウンギョと関わるうちに、自身の気持ちを若返らせ、
創作意欲を取り戻す。

ある日、ソ・ジウは、師が書いた作品を読み、自分の作品にしてしまう。

その作品が賞を受賞し、お祝いの席で悪酔いしたソ・ジウは、師匠に本音をぶつけてしまう。
その夜、目覚めたイ・ジョギョは、かすかに聞こえる物音に気付き、
階下におりていくと・・・

 

コメント

売れれば作品の印象や内容までねじ曲げてしまう残念な業界構造を垣間見た気がします。

映画は観た人それぞれが判断すればいいです。
個人的な思いとして、映画やドラマは、多少、作り物っぽいところがあった方が、
作品が楽しみやすいと感じています。邦画の場合は、やはり演技の上手い下手が分かりやすいですから。

日本人からみた場合、邦画と海外の映画、ドラマでは、表現の方法は違います。
表現や演出は、それまで積み重ねられた手法が刷り込まれていると思います。

他の国では、不自然に感じる部分があることは当たり前という感覚が、
不自然さを打ち消し、楽しむことができるのではないでしょうか。

この映画では、憧れは美しく映像化され、嫉妬は知られることが憚れる行動として
表現されているように感じました。

出来事と心情の移り変わりを表現していることで、しっかりした作品なんだと思います。
何も若い女優さんが人を誘惑するストーリーに見せかける必要なんてないのです。

もうちょと、違った印象でプロモーションしていればと感じる作品でした。

 

 
 

 
 

3 ユ・ヨルの音楽アルバム

ラジオ番組がツナグ男女の10年間。

 

あらすじ

大学生のミスは、血のつながらない姉とパン屋を営んでいた。
ある日、少年院に入っていたヒョヌが、保護観察期間にそのパン屋に立ち寄る。

店を出ようとしたその場で聞こえてきたラジオのDJ ユ・ヨルの言葉を聞き、
その店でアルバイトを始める。

はじめはうまく行っていた3人であったが、少年院に入っていたことを知る
昔の仲間が店に立ち寄る様になり、営業を妨害する様になる。

 

コメント

この作品は、出会いと避けることのできない別れ、
そして偶然の再会と歯車のかけ違いによる別れ、
そして未来の変化が印象的に描かれています。

1990年代の韓国を舞台に、素朴な韓国の男女の物語が進んでいきます。
華やかな演出もなく、何気ない日常のやりとりが懐かしさを誘います。

時の流れとともに、二人の環境も変化するが、
ふたりを引き寄せるのは、いつもユ・ヨルの「音楽アルバム」です。
若い二人は、周囲の影響を受け変化をしますが、
途絶えることなく続いているユ・ヨルのラジオが二人の関係を完全には
切り離さないように感じました。

 

映画は俯瞰的に他人の人生を見られるものだと感じました。

派手さがない韓国の街並みと素朴な人柄が印象的であったのに対して、
人間は忘れる。悪い出来ごとの記憶は薄れて、良い思い出が勝ち、
また失敗を繰り返す。なんてことが頭に浮かんだ作品でした。

 

 
 

 
 

 

4 感想

 

 

いかがでしたでしょうか?
キム・ゴウンさんは他にも多数の作品に出演されています。

はじめに書きましたが、初めてトッケビを観た時には、
それまでの韓国ドラマのヒロインとはちょっと違う感じの女優さんだと感じました。

言い方悪いですが、華がない。でも、それは演出だったのでしょうね。
今となっては、同世代の韓国人を等身大で演じられる魅力的な女優さんだと思いました。

 

 

 
 

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