映画『もっと猟奇的な彼女』(猟奇的な彼女2) 15年ぶりの続編

映画

 

1 あらすじ

 

恋人になった猟奇的な彼女は、山籠もりし、あっけなく振られてしまう。
ある日、荒れていたキョヌ(チャ・テヒョン)は、母親のお見舞いに病院へ向かう。
病院で車いすに乗った女性に呼び止められ、言われるがまま言うことを聞くキョヌだったが、
別れ際に、昔のあだ名を呼ばれて記憶がよみがえる。
それは、幼いころに分かれた初恋の彼女だった。

2 予告

では、予告を。

予告動画では、前作と同じテイストを感じさせます。

3 映画情報

 

原題:   もっと猟奇的な彼女(猟奇的な彼女2)
出演:   チャ・テヒョン、ビクトリ(ソン・チェン )、ペ・ソンウ、藤井美菜、ソン・オクスク  ほか
公開日:   2016年 / 2017年
上映時間: 99分
監督:   チョ・グンシク
配給:   ー

4 登場人物について

主人公のキョヌは、前作と同様、チャ・テヒョンさんが演じられています。
あと、キョヌの母親役も、ソン・オクスクさんです。
この人、「冬のソナタ」で、カン・ミヒ役をやられていた方ですね。
随分、役の 雰囲気が違うので気づきませんでした。

新たなヒロインとして、中国出身のビクトリア(宋茜:ソン・チェン)さんです。

もう一人、主要な登場人物として、韓国企業で働く、ゆうこ役で、藤井美菜さんが出演しています。
藤井美菜さんは、日本のドラマにも出演されていますが、あまりよく知りませんでした。
アメリカ生まれで、慶応義塾大学を卒業された才女でなんですね。
冬のソナタを字幕なしで観るために、第二外国語で韓国語を学ばれたそうです。

 

5 感想

 

映画の宣伝となる予告は、やはり前回のテイストを踏襲せざるを得なかったのだと思います。
これが、監督が望んだことなのかは分かりません。
感想ですが、ラスト30分までは、ちょっと思っていたのと違ったなぁ~、という印象を受けました。

映画の続編というものに対して、何を求めるかという部分で意見は変わると思いますが、
この「もっと猟奇的な彼女(猟奇的な彼女2)」には、前作と同じテイストを求めている
(求めていた)視聴者が多いのではないでしょうか。

ただ、15年ぶりということで、時代背景も変わっていて、観る人たちの年代も変わっていますよね。
前作を観ていない人が、ひとつの作品として観るなら、いま時のライトな映画としてアリだと思います。

個人的評価は、

独立した作品と考えるなら、
満足度(70%)

続編としは、
満足度(55%)

前作への思い入れが強い視聴者ほど、続編に対して期待する部分のフォーカスが絞られていて、
非常に評価が厳しなりがちです。

今回ヒロインのビクトリさんは、大変、美しい人ですね。
他の作品も観てみたいと思いました。
ただ、前作への印象を壊したくなければ、観なくてもいいかな。。。

前作のレビューは、こちら(猟奇的な彼女)

 

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