1　映画情報

2　予告

3　あらすじ

ADの桜井米は、幼いころの経験から超常現象を信じていた。
全国から寄せられたエスパーからの投稿の真偽を確かめる為に、各地を訪ね歩いていた。

一方、「カフェ de 念力」では、毎年クリスマスイブに、
本物の力を持ったエスパーたちが、エスパーパーティーを行っていた。

そこに神田と名乗る男がやってくる。
彼をエスパーと勘違いしたエスパーたちは、自分たちの力を披露してしまう。

自分たちの勘違いと知ったエスパーたちは、世間にその力知られることを恐れ、
神田を逃がすまいと足止めをしていた。

そこへ神田と待ち合わせをしていた米（よね）が訪れる。
彼女が、テレビ局の人間であることを知ったエスパーたちは、さらに大慌てする。

4　感想

勘違いから、誤解を生んでいく、三谷幸喜さんの作品を思い出しました。
持っている力に比べて、些細なことに、エスパーたちが必死になっている姿が笑えます。

米が純粋に超常現象を信じていることを知ったエスパーたちが、米にクリスマスのプレゼントをするシーンは、
映像そのものはさておき、グッとくるところがありました。

人に知られないかっこよさと、他人への思いやりで、
観ているこちらも気持ちを柔らかくさせてくれる作品です。

でも、やっぱり夏ではなく、クリスマスに観るべき作品だと思います。

5　メモ

矢野顕子さんの「ひとつだけ」が挿入歌として使用されています。
こちらは、今は無きセガサターンの「リアルサウンド 〜風のリグレット〜」で使用されていた曲です。