映画『ぼくらの七日間戦争』

日本

8/11の「世界一受けたい授業」で、齋藤孝教授が「ぼくらの七日間戦争」の小説を紹介。
全力脱力タイムズでは、コントができるただの面白いオッサンかと思っていましたが、
ちゃんと教授をされていたのですね。

さて、「ぼくらの七日間戦争」の原作を書かれた作家の宗田理さんは、
この本は、子供に向けた本ではなく、親世代に向けた作品だったと語っています。

戦争を体験した宗田さんは、戦時中、大人たちから「お前たちは死ね」と言われたていたが、
終戦後は、手のひらを返した様に「平和のために」と言い出した大人たちを信じられなくなったと言います。
そんな大人たちに、暴力ではかなわないので、イタズラでお仕置きをしようと考えたその作品の内容は・・・。

 

 

 

 

1 映画情報

原題: ぼくらの七日間戦争
出演: 宮沢りえ
菊池健一郎
工藤正貴
大地康雄
賀来千香子
佐野史郎
出門英
室田日出男 ほか
公開日: 1988年8月13日
上映時間: 94分
監督: 菅原比呂志
配給: 東宝
公式サイト: ______
主題歌: TM NETWORK『SEVEN DAYS WAR』
原作: 宗田理「ぼくらの七日間戦争」

2 予告

 

 

3 あらすじ

 

教師たちに徹底的に管理されていた青葉中学の1年A組から男子生徒8人が姿を消した。
学校側は体面を繕い、行方不明となった生徒たちを必死で探す。

ある日、男子生徒たちが立てこもっている場所を知った学級委員の中山ひとみら女子生徒たちが、
男子生徒たちが立てこもっている廃工場を訪れ、立てこもりに加わる。

間もなく、教師たちも居場所をかぎつけ、生徒たちの立てこもりを止めさせようとするが・・・。

4 感想

 

この当時では一般的な90分程度の映画でした。
この頃は、2本同時上映も普通でしたね。

さてこの映画、教師たちの横暴な管理に反発した学生たちが廃工場に立てこもり、
教師や親たちにイタズラで対抗するというもの。

様々な性格や考え方を持った学生たちが、徐々に、団結していく姿が、
同年代の学生たちには重なる部分が多く、受け入れられたのではないでしょうか。

子供たちが団結するにいたる、そのきっかけとなる悪役(教師)もはまり役で、
特に、大地康雄さんははまり役でした。

 

そして、TM NETWORKの「SEVEN DAYS WAR」。

当時は、小室サウンドを耳にしない日はありませんでした。

映画やドラマと音楽がタイアップして、その作品の代名詞代わりになり始めたのも
この頃からだったのかもしれません。

 

何にしても、やっぱりデビューしたばかりの宮沢りえさんは美少女でしたね。

 

 

5 メモ

DVD「ぼくらの七日間戦争ツインパック」

 

 

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