深夜特急とは・・・
かつてトルコで収監された外国人が
“脱走”することを「ミッドナイトエクスプレス(深夜特急)に乗る」と言った。
1 ドラマ情報
タイトル: | 劇的紀行 深夜特急 |
出演: | 大沢たかお 松嶋菜々子 ほか |
放送期間: | 1996年12月8日 第1便 熱風アジア編 1997年7月3日 第2便 西へ!ユーラシア編 1998年1月6日 第3便 飛光よ!ヨーロッパ編 |
放送時間: | --- |
製作: | 名古屋テレビ |
公式サイト: | --- |
主題歌: | 井上陽水の「積み荷のない船」 |
原作: | 沢木耕太郎「深夜特急」 |
2 予告
掲載ありません。
3 あらすじ
場所は、インドのカルカッタ。喧噪の町を眺めながら、沢木は3か月前を思い出す。
友人たちと飲んでいるときに、乗り合いバスでデリーからロンドンを目指し、
ゴールできるかの賭けをする。
早速、飛行機を手配し、香港へ向かった沢木。
新東京国際空港(現 成田国際空港)をたち、初めて立ち寄った香港に滞在をすることにする。
ホテルでは、そこにたむろする香港人たちとの
賭け事にはまり、3000香港ドル(当時の5万円)をすってしまう。
4 感想
沢木耕太郎さんの小説では、勤め始めた仕事を辞めて、
旅に出たと記憶しているが、
本ドラマでは、既に本の印税を使って旅にでることになる。(違ったかな?。。。)
ドラマは、恋人にあてた手紙を読み返すていで、ストーリーが進んでいきます。
初めて一人旅をする旅人の心情がよく描写されていると思います。
携帯電話もない時代、まだ開発もされていない街を背景に、
雑踏と遠慮ない人々との交流が、まさにアジアの旅でした。
ドラマでも、現地の人々とのやりは、ギスギス感が感じられる。
最近では、インターネットの普及で、情報が何もないという不安は
無くなってしまった感じがして、少々、残念にも思う。
ドラマの中で描かれる旅は、もう経験することができないのかもしれません。
従って、その年代と一致する人々にとっては、懐かしさを感じると思う。
しかし、若い世代にとっては、古さを感じるだけのドラマかもしれない。
このドラマを観返したことで、旅行って、必ずしも楽しいばかりじゃないことを、
思い出しました。
相手とのやりとりで、腹を立ててる自分自身に対して、
自分が嫌になったりする・・・。
5 メモ
このドラマは、やはり小説で楽しむべきかもしれません。
小説「深夜特急」(新潮文庫)
1 香港・マカオ編
2 マレー半島・シンガポール編
3 インド・ネパール編
4 シルクロード編
5 トルコ・ギリシャ・地中海編
6 南ヨーロッパ・ロンドン編
そして、この小説をもとに、それをテレビで実行したのが猿岩石ですね。
猿岩石は、今や伝説となった「進め!電波少年」で一躍有名になりました。
猿岩石の有吉弘行さんは、今では司会業で、その当時の話は一切しませんね。
ダース・ベイダーのテーマ曲で登場するT部長が懐かしい。