先ごろ、ネットニュースで発表された29年ぶりにリメイクされる「東京ラブストーリー」。
地上波ではなく、ネット配信の様ですね。
観てみたいと思う気持ちもありつつ、観たくないという気持ちもある複雑な心境の方も
多いのではないでしょうか。
今回は、1991年に放送されたドラマについて、少し書きたいと思います。
1 ドラマ情報
タイトル: | 東京ラブストーリー |
出演: | 鈴木保奈美 織田裕二 江口洋介 有森也実 千堂あきほ 西岡徳馬 ほか |
放送期間: | 1991年1月7日 ~ 1991年3月18日 |
放送時間: | 21:00 ~ 21:54 |
製作: | フジテレビ |
公式サイト: | --- |
主題歌: | 小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」 |
原作: | 柴門ふみ「東京ラブストーリー」 |
2 コメント
トレンディードラマの金字塔として、今も語りつがれるドラマの一つである
「東京ラブストーリー」。
都会のおしゃれな街で、仕事、恋愛が繰り広げられ、
当時の若者たちに、東京へのあこがれを抱かせたドラマです。
ドラマの内容を知らなくとも、小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」を
知っている人は多いと思います。
ドラマのストーリーは、ベタベタな恋愛ドラマです。
くっついたり離れたり、毎週、視聴者の期待を際どくかすめていく絶妙なストーリー展開でした。
このドラマが放送された時には、まだ学生でしたが、
その後、DVDが発売された時にはすぐ購入しました。
しかし、そのDVDは観ることもなく、棚の中。
思い返してみると、観たいと思っていても、何故か、実行に移せない自分がいました。
時代の流れというか、今の自分の生活リズムにとって、ちょっと重いんですね。
11話もの間、視聴者を揺さぶり続け、結末も、納得できた人、納得できなかった人、
さまざまな思いを抱かせます。
登場するヒロインは、帰国子女で活発な赤名リカ、そして、主人公の地元の同級生の関口ひとみ。
その間で揺れ動く永尾完治とそれを取り巻く人々。
東京という大きな舞台でありながら、実は、限られた人間関係の中で、
視聴者を焦らす絶妙なテクニック。
当時の若者はそれを求めていたんでしょう。
その当時一般的だった公衆電話も、スマートフォンに代わり、
「24時間働けますか?」状態だった社会環境も、働き方改革で、
その当時とは全く変わった社会環境の中で、元祖「東京ラブストーリー」ほどの
話題を巻き起こすことができるか、期待するところです。
3 メモ
2020/2/1現在、Amazon Primeで視聴ができます。
このドラマを楽しむポイントとして、
連続で観るよりは、1話ずつ1週間おきにぐらいに視聴されることをお勧めします。
だって、せっかく焦らしているのに、次の展開を想像する時間を持たず、
一気見してしまうなんて、もったいなくないですか。