笑いながら、もがき倒した10年間。
それは一瞬の火花だったとしても
笑いが人生のすべてだったー
そして、物語は感動のフィナーレへー
1 映画情報
原題: | 火花 |
出演: | 菅田将暉 桐谷健太 川谷修士(2丁拳銃) 木村文乃 三浦誠己 加藤諒 ほか |
公開日: | 2017年11月23日 |
上映時間: | 121分 |
監督: | 板尾創路 |
配給: | 東宝 |
公式サイト: | http://hibana-movie.com/ |
主題歌: | 「浅草キッド」 歌:菅田将暉 × 桐谷健太 |
原作: | 第153回芥川賞受賞作「火花」(又吉直樹) |
2 予告
3 あらすじ
駆け出しの漫才コンビ・スパークスの徳永は、祭りでチンピラに絡まれ、
ステージを台無しにされしまう。
ステージを降りる徳永に、次にステージをおこなう漫才コンビ・あほんだらの神谷が、
「仇とったるわ」と言ってステージに上がっていった。
ステージに上がった神谷は、相棒と漫才を始めると、チンピラを挑発し始める。
そのやり取りをみて徳永は、神谷にほれ込み、弟子にして欲しいと申し出る。
4 感想
最近の映画とは違い、映像の演出は少なめの印象でした。
主人公の徳永が憧れる神谷の生きざまと、
それの影響を受けたスパークスがたどる10年の人間模様です。
登場人物たちが発する言葉は、心にズシりとくるセリフもあり、
言葉のやり取りにこだわった映画だと思います。
10年夢を追って、必ずしも、夢描いた通りにはならない現実があり、
さらにそれでも次に進める人、進むことができない人がいる。
人生必ずしもハッピーエンドばかりでないことを教えてくれます。
観る人によっては、それは、まだ、結果がでていないととらえる人もいると思います。
映画を観終わってみると、私個人としては、人生の悲哀もあり、
ハッピーエンドではなかったけど、前向きになれる、
ちょっといい映画を観たなという感想を受けました。
ひとしきり、何かの夢を追った人々には、グッとくる内容だと思います。
ただ、エンディングロール後のシーンは、必要だったのですかね?
取って加えた様な、あまり意味を込めたシーンではなかったと感じました。
エンディングロールの後のシーンは良くありますけど、
これも使い方次第ですね。
結局、協賛企業を見せたいなら、本編始まる前に見せたら?
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