映画
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今回紹介する「ファイナル・カウントダウン」は、Europeの「The Final Countdown」ではありません。
1980年公開の映画です。
原子力空母ニミッツが、嵐に見舞われ、タイムスリップするSF映画です。

 

1 映画情報

原題:   ファイナル・カウントダウン / The Final Countdown
出演:   カーク・ダグラス,マーティン・シーン,キャサリン・ロス,ジェームズ・ファレンティノ ほか
公開日:   1980年8月1日(アメリカ)、1980年7月5日(日本)
上映時間: 104分
監督:   ドン・テイラー
配給:    ユナイテッド・アーティスツ

 

 

2 予告

 

予告動画はありません。

 

 

3 あらすじ

 

1980年。原子力空母ニミッツは、竜巻に巻き込まれる。
嵐が去ったあと、戦闘機との通信は途絶え、無線も使えない状態となっていた。
偵察のため、戦闘機を飛ばすと、遭遇したのはゼロ戦だった。
得られた情報を分析した結果、ニミッツの乗組員は、自分たちが1941年の真珠湾攻撃の前日にタイムスリップしたことを理解する。

 

 

以下、ネタバレになる部分があります。
映画を見られていない方は、観てから読まれることをおすすめします。

 

 

4 感想

 

これは・・・ドラマ「NASA ~未来から落ちてきた男~」と似てるという印象でした。
視点も、展開も違いますけど、ドラマの方がオマージュ?参考?にして作られたという感じはします。
ドラマ「NASA ~未来から落ちてきた男~」は、NASAも協力したということなので、
協力したアメリカ人も似てると思ったことでしょうね。

 

さて、映画の感想ですが、エンディングで、船から降りるシーンで終わりかと思い、
「これはひどい映画だな」と思っていたのですが、
待ち構えていたリムジンにいた人物と、冒頭、車の中にいながら、あいさつに出てこなかった人物が、
最後に「ここでつながるんだ」と、かろうじて納得しました。
終わった後は、非常に視聴者だのみのモヤモヤ感が残りますが、
「80年代のアメリカ映画っぽいな」という感想でした。

 

ドラマ「NASA ~未来から落ちてきた男~」は、取り戻すことのできない時間の悲哀が伝わってきて、
印象的な感じでしたけど、この映画は、何を伝えたかったのかが、分からないです。
タイムスリップが主題で起きたことが、淡々と描かれている感じです。
タイムスリップのシーンより、オーエンス中佐の部屋にラスキーが入るときの方が、
見つかるのではないかという緊迫感がありました。

 

日本人の感覚なのか?、この時代の映画のスタイルなのか?、
不幸っぽい運命をたどる(たどった)2人が最後に半笑いなのに、違和感を覚えました。
「話は山とあるぞ」というセリフがありますが、それは、視聴者には語られる訳でもなく、
消化不良感があります。

 

・タイムスリップした理由(当たり前かもしれないですけど、説明はありません)
・そもそも、何故、戦艦を出航させたのか?出航させた理由は?
・そもそも派遣された男の役割は何だったのか?

 

 

5 比較

 

映画「ファイナル・カウントダウン」とドラマ「NASA ~未来から落ちてきた男~」が似ていると
書きましたが、少しだけ比較しておきます。

 

 

(1)はじまり
A)ファイナル・カウントダウン
・リムジンから出てこない人物
車の中にいる人物は見送りだけだからと、あいさつを断られる。
気になる演出だが、その意味は明かされない。

 

B)NASA ~未来から落ちてきた男~
・リムジンから出てきた老人
その老人が、尋ねた家とのつながりは明かされない。
家の中で家族写真を見て、回想シーンへ移っていく。

 

 

(2)展開
A)ファイナル・カウントダウン
・現代の人が過去にタイムスリップして、登場人物たちが発生する事件に対応していく。

B)NASA ~未来から落ちてきた男~
・老人の回想シーンでストーリーが展開していく。
老人と回想シーンで出てくる若者の関係をどうとらえるかにより、
ドラマの印象は変わってくる。

 

 

(3)大きな出来事
A)ファイナル・カウントダウン
・嵐に遭遇し、発生した状況把握が進んでいく。
・ゼロ戦によるボートの襲撃
・捕虜となった日本人兵の抵抗
・上院議員の抵抗
・元の時代へタイムスリップ

 

B)NASA ~未来から落ちてきた男~
・砂丘への不時着
・取り調べ
・出会った人物と主人公の関係
・広島への原爆投下

 

 

どちらの作品も、登場する「犬」が、キーパーソンとなる人物が誰であるか示す役割を担っている。

 

 

さて、「ファイナル・カウントダウン」なんて、意味深なタイトルですが、
観終わっても、タイトルの意味が理解できなかったのです。
真珠湾攻撃までのカウントダウンということなんでしょうか?

 

本作品のエンディングで、ある夫妻が登場したときのBGMが、
「火曜サスペンス劇場」の主題歌「聖母たちのララバイ」にそっくりですね。
やはりいろいろとあった曲みたいです。

 

 

満足度(60%)

 

 

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