映画『猟奇的な彼女』
巡り合った彼女は、猟奇的(面白い)な彼女でした。
好きってイタい?
韓国で大ヒットしたキュートで凶暴な彼女。続編「もっと猟奇的な彼女」。
原題: 엽기적인 그녀
出演: チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン ほか
公開日: 2001年7月27日(韓国)、2003年1月25日(日本)
上映時間: 122分
監督: クァク・ジェヨン
配給: アミューズ・ピクチャーズ
大学生のキョヌは、プラットフォームの端で酔っ払ってフラついていた女性を助ける。
キョヌは、電車の中でひっくり返ってしまった彼女の彼氏と勘違いされてしまい、解放する羽目に。
彼女を駅近くの旅館へ運び、シャワーを浴びているところに警察が。留置所に入れられてしまう。
留置所から出て家で寝ているところ、携帯に見知らぬ女性から電話が入る。
呼び出された所へ行くと、昨日の彼女が。
言われるがまま、付いて回るキョヌ。
居酒屋で酒を飲んだ彼女は、また、倒れてしまう。
冒頭、日本の映画ではあまり見られない嘔吐のシーンとか結構インパクトがあります。
映画なのに、そのあたりは、そんなにリアルに描かなくてもいい気がしますが、
アジア系の映画って、そんなの多いですよね。日本もアジアですけど。
主人公のキョヌは、彼女の言われるがまま。
実際にはそんな男っていないだろうと思うのですが、
相手の気持ちを大事にできる主人公でいいやつです。
ふと、キョヌと彼女は、あだち充の漫画にでてきそうな登場人物だなと思ったりもしました。
キョヌは言葉では、腹を立てた事をいいますが、
つかず離れず、見守り続けます。
本当にマジになったりしたら、ストーリーはブチ壊しですね。
これは、現実の結婚生活でもいえるのかもしれませんね。
映画は、忘れかけた気持ちを思い出させてもくれます。
ま、結婚したことも無いんですけどね。。。
劇中、クスッとさせられる会話が、ところどころ、出てきます。
個人的には、遊園地で、キョヌが脱走兵に語りかける
キョヌ「彼女は帰して。」
脱走兵「断ったら」
キョヌ「じゃあ、僕だけでも帰して」
これ、最高。
エンディングで流れる、シン・スンフン の「I believe」が印象的です。
90年代の日本のドラマでもタイアップの曲が大ヒットしました。
映画でも曲は、重要な要素ですね。
2000年中ごろ以降、冬のソナタを機に、韓流ドラマが大ヒットしましたが、
ヒットドラマには、必ず、凝りに凝ったOSTが存在します。
よくよく作詞、作曲をみると、日本人の名前がみられます。
日本人受けする要素が入ってるんですね。
※ソウル市内以外は、ストリートビューは対応していないみたいです。
キョヌが通っていた大学
コメント
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