時間が巻き戻る「リバイバル」。
君を守るため
僕は過去をやり直す
たとえ未来が変わっても
原題: 僕だけがいない街
出演: 藤原竜也,有村架純,石田ゆり子,及川光博 ほか
公開日: 2016年3月19日
上映時間: 120分
監督: 平川雄一朗
配給: ワーナー・ブラザース映画
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/bokumachi/
藤沼悟は、リバイバルという特殊な能力を持っていた。
その能力は、過去のある時点へ時間が戻るタイムリープする能力で、自身の意思とは関係なく、
事故や事件ががおこる原因が取り除かれるまで繰り返された。
ある日、バイトでピザの配達をしているときに、トラックが横断歩道の小学生に突っ込んでしまうのを目撃する。
その時、リバイバルして事故が発生する前にタイムリープしてしまう。
悟は、横断歩道の小学生に、反対側の道を渡るように伝え、自分は、事故を起こすトラックを止めようとする。
しかし、トラックの運転手はすでに亡くなっており、止めることできず、自身も事故にあって入院することに。
目覚めると、そこには一緒のピザ屋でバイトをしている片桐愛梨がいた。
彼女は、悟の行動の一部始終を見ていた。
エンディングがアニメと違うことや、2時間でストーリーを完結することに対して、
いろいろと話が上がっていますが、リバイバル(タイムリープ)がキーになっている話は、
それ自体を受け入れられるか、そうでないかによっても、映画に対する評価は分かれてしまうと思います。
予告では、リバイバルを繰り返してしまう主人公の母親が殺害されてしまうため、
リバイバルの能力を使って、救おうとするんだなと想像していたのですが、
そこに至るまでに、小学校時代の出来事が深く絡んでいて、アニメを観ていなければ、
ストーリーとしては楽しめるんじゃないかと思いました。
(私は、夜中にやっていたアニメを観てしまいました。土屋太鳳さんが声優をしていることに驚きました)
アニメは、12話あり、各々30分なんで、6時間なんですね。
そりゃ、内容が細かくなる。
私は、映画館で上映されているときに観て、今回、2回目をディスクで観ました。
初め映画館で観た時は、ちょっと分かりずらい部分がありましたが、
期間をあけて、2回目を観たところ、その時、理解できなかったことがよくわかりました。
映画は、大抵、1回しか観に行かないので、できれば1回で理解できるように仕上げて欲しいという
思いはあります。ミステリーをうたっている以上、視聴者にとっては一度しか、なぞ解きを味わう機会はないのですから。
その反面、メインの事件に関しては、犯人が想像つきやすい。
これは、アニメの表現に引きずられて、察しやすい状況に陥ってのかも知れませんが。
俳優さんを使って作成される実写の映画ですので、心情的な部分で、
後を引くような作されていたら、また違った感想だったかもしれません。
藤原竜也さんは、今年、「22年目の告白-私が犯人です」に出演されました。
ドラマでは、「人間の証明」、「リバース」と、事件に絡む役柄多いです。事件が起こらなきゃ、映画にもドラマにもなりにくいんですけど。
今年の中ごろから来年にかけては、舞台のお仕事が多いみたいです。
・シアターコクーン・オンレパートリー2017『プレイヤー』
・彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾「アテネのタイモン」
・舞台「ムサシ」
有村架純さんは、「ひよっこ」で大忙し。
映画は、
・関ケ原
・ナラタージュ
と続きます。
満足度