韓国ドラマといえば、お金に困っている主人公が大企業に入って、
いびられながらも頑張って、そのうちに、財閥の御曹司と・・・という私個人のイメージですが、
このドラマはそんなイメージからかけ離れた独創的な作品でした。
1 ドラマ情報
タイトル: | 犯人はお前だ! |
出演: | ユ・ジェソク 町の探偵 アン・ジェウク 臆病な元刑事 キム・ジョンミン 後出し発言が多い イ・グァンス 自称エース パク・ミニョン 知能派 セフン 闘争心旺盛 キム・セジョン 若い熱血探偵 ほか |
放送期間: | ― |
放送時間: | ― |
製作: | --- |
公式サイト: | --- |
主題歌: | --- |
原作: | --- |
2 予告
予告は、シーズン2のものしか見つかりませんでした。
本編をご覧になる場合は、ぜひシーズン1から視聴されることをおすすめします。
3 あらすじ
自称 名探偵のユ・ジェソクは、受け取った招待状に示されていたゲームの会場を訪れる。
会場には7つのテーブルが用意されており、参加者たちが徐々に集まってきた。
全員がそろった会場にMと名乗る主催者が現れ、その内容が殺人ゲームであることを語り始めた。
Mの話では、説明の後、明かりが消え、ある合図とともに事件開始する。
そして、誰かが、被害者になると言う。
乾杯の掛け声をあげるM。
それと同時に、会場の照明が消えゲームが開始された。
暗闇の中で、発砲音が聞こえ、叫び声が響く。
その後、室内が明るくなると、壇上ではMが倒れていた。
主催者のMは、本当に殺害されしまう。
集まった参加者の探偵たちは、犯人捜しを始める。
4 感想
ドラマは、シリアスな雰囲気を醸し出しつつ謎解きが始まった.、、、かに見えますが、
その内容はというとコント仕立てのドタバタ劇。
どこまで台本があるのか、どこから素のリアクションなんか・・・。
演じている俳優さんたちが、自分たちのやり取りで笑い出す始末。
観てるこちらも、知らぬ間にそれを期待してしまい、笑いが堪えきれないこと間違いなしです。
2020年9月現在、日本のネットフリックスでは、シーズン1とシーズン2が配信されていますが、
シーズンごとに雰囲気に違いはあります。
仲間同士の泥試合を繰り広げるシーズン1に対して、
シーズン2は、自身たちの背景に関わるプロジェクトDの調査に関わっていきます。
普段目にするミステリードラマはきれいに整理されていて、
ストーリの展開を楽しめるようになっていますが、
リアルに謎解きをすることになったら、こんなドタバタになるのかもしれないですね。
日本のドラマだったらどれに似ているだろうとかと考えていましたが、
ピッタリはまるものは無いように思います。
考えるうちに、少し頭をよぎったのは、「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」だったりします。
「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」は一切謎解き要素はないですが、
素のリアクションという意味では、似た笑いなのかもと思いました。
どこまでが作られたストーリーで、どこからがアドリブなのか気になるところですが、
新しいジャンルのドラマではないかと思います。
5 こんな人におすすめ
・友達との会話で、自然とおこるような笑いを求めている人
・謎解きに参加したい人(ただし、多少の韓国語の知識がある人)
・1話完結ではなく、連続したストーリーを楽しみたい人
・自粛期間中に韓国ドラマを観すぎて、次に何を観たらいいのかわからない人
2021/1/22より、シーズン3がNETFLIXで配信されるようです。