本タイトルもまた、手に入れられなくなった思い出の作品です。
1991年6月16日に日本テレビで放送された「満ちてくる時のむこうに」は、
鈴木光司さんの小説「楽園」を原作としたアニメです。
作者の鈴木光司さんは、その後、「リング」、「らせん」、「ループ」で、完全にホラー小説家という
印象を受けるようになりました。
しかし、原作の「楽園」は、それとは異なります。
本作品は、第2回 日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞しています。
日本ファンタジーノベル大賞の第1回では、酒見賢一さんの「後宮小説」が大賞を受賞しています。
後宮小説については、「雲のように風のように」のタイトルでDVD化されて、現在でも購入が可能です。
しかし、今回取り上げる「満ちてくる時のむこうに」は、ビデオ化、LD(レーザーディスク)化はされていますが、
DVD化はされませんでした。
手に入らないとなると、余計に、気になるもので、ここ20年ほど、レーザーディスクを探していましたが、
結局、手に入りませんでした。
内容については、子供の頃の記憶ですので、あまり思い出すことができません。
「赤い鹿」がキーワードになっていて、1万年の時を超えて、
その当時、結ばれることのなかった男女が結ばれるという内容だったと思います。
流石に、子供の頃の記憶になりますので、世紀を超えた壮大な愛の物語みたいなイメージを持っていますが、
勝手に、美化している部分はあると思います。
今にしても、十分、ドラマにできる内容だったと思います。
こんなことを思い返すたびに、もう一度、小説を読み返そうかと思うのですが、
躊躇しています。
作品を観返して、感想を書くことができればいいのですが、難しい状況だと思います。
その感動を味わう一つの提案として、オーディオブックを使用する方法はどうかと思います。
オーディオブックは、GoogleのPlay ブックスで提供されています。
スマートフォンを見続けることなく、勝手に読み上げてくれるので、
非常に楽に、作品を楽しむことができます。
しかし、残念ながらPlay ブックスでは、「楽園」はオーディオブックとして提供されておりませんでした。(2018年10月 現在)
ただ、オーディオブックという名前ではないのですが、amazonの関連会社が提供する「オーディブル」というサービスには、
「楽園」を見つけることができました。
しかも、初回登録時の30日間は、無料体験ができるとのことです。
一度、試してみてはいかがでしょうか?私は、体験ではなく、購入しましたが・・・。
サイズは、149MB程度です。音楽ではないので、データサイズは思ったより小さかったです。
無料体験は、こちら
↓
ちなみに、CDは、8cmサイズでした。
しかも、B面ですね。B面なんて言い方しないか・・・。
A面の「知っているつもり!?」も胸熱ですね。
コメント
[…] 2000年の放送以降、たぶん、3度目の視聴になるかと思いますが、 久しぶりに見返して、何故、このドラマが印象に残っているのかを思い出しました。 そう「満ちてくる時のむこうに」と同じく、世代を超えて、結ばれる愛のお話なんです。 […]