映画の良し悪しを判断する基準として、点数による評価が一般的です。
かく言う私も、よほどのお目当ての映画でない限りは、限られた時間、
観に行くかどうかをクチコミサイトに頼っていたりします。

でも、この様な判断で観るものを選択している時点で、本当に観たいものを見逃しているのではないか・・・と思ったりして。

 

 

 

1 はじめに

 

一般的に評価される映画というのは、やはり興行成績が高いということになると思います。
商業ビジネスなのだから収益は必要な訳で、観てもらえなければビジネスとして成り立ちません。

先日、単館上映されていたある映画を観に行く機会がありました。
観に来ていたのは、ほとんどが年配のお年寄りや中年の男女で、若い人たちは全然いませんでした。

そこにいた誰もが誘い合ってやってくる雰囲気は無く、皆さんひとりで観に来ている様子。
上映が始まる直前で埋まっている席は、全体の10~20%程度で、
これでやっていけるのかな?と感じました。

観に来る人たちがその映画を観に来た理由はまちまちだと思います。

もちろん、純粋にその作品を目当てでやってくる人、近所に住んでいて、定期的に観に来る人、
たまたま通りかかって、時間があって入った人。
ただ一見すると、目的をもってやって来ないと、そこに映画館があることさえ分からず、
純粋にその映画を目当てに来たとか、
たまたま映画館を見つけたとか、流行の映画は混んでるとか、

その映画は、万人受けしそうにはありませんけど、
悪くは無かったです。

 

2 点数について思うこと

 

大手のサイトでの評価は、100点満点で、何点?という評価方法がほとんどで、
観に行くかを迷ったときは、75点以上であれば及第点。
65点以下だとハズレな可能性もあるかな。

でも、人によって尺度は違いますし、投稿されている件数(サンプリング数)が多ければ、
それなりに平均化されますが、そもそも、書き込みをする人たちの多くは、
初めから楽しめること前提で観に行っている人も多いので、
点数もあがりやすいですよね。

かくいう本サイトでも、観に来ていただける人が何を期待しているのか、と考えると、
面白いのか?、ハズレではないか?、端的に結末を知りたいからということを理解していますので、
採点を載せています。

作っている人たちの努力を思うと、悪い点数をつけたくないので、
概ね、悪くても70点以上になっているとは思いますけど・・・。

しかし、ここに載せた点数が、私自身にとって絶対的な点数という訳ではなく、
別のタイミングでは高くなることも低くなることもあると思います。

 

 

3 このサイト内での評価方法を決めてみた

 

このように、点数なんて本当に意味があるのかと思いながらも、
読んでくれる方たちが、判断する情報は必要かと思い適当に点数をつけていました。
絶対的な評価方法があればいいんですけど、無理な話です。

考えを巡らせるうちに、やはり一つのパラメータで評価するのは難しいという結論に達しました。

映画を観る人たちの感じる感情的な要素をいくつか用意して、それぞれ100として評価することにしました。

正直なところ、100という点数自体には、それほど意味は無く、全体の要素のバランスで、
その映画がどんな感じのものなのかを感じ取って欲しいのです。

例えば、笑いが80あって、悲壮感が20というバランスですと、
単純に、悲しみ要素の4倍、笑いの要素があるという風に取ってもらえたらいいと思います。

 

 

4 映画に求められる要素

 

映画を専門的に勉強している人たちであれば、こんなことも習うんでしょうが、
そんな世界とは縁もありませんので、勝手に決めることにしました。

おおよそ、私の観る映画では、このあたりに落ち着きそうです。

悲しみ悲壮感、喪失感

感動 やっぱり、個人的にはこれ。いい意味で期待を裏切られ涙がでる。頑張って目的を達成する。
意外 どんでん返し。良くも悪くも想像していたのとは違う結末。
幸福感 頑張った結果、やっと報われる。やさしさに包まれる。
笑い コメディ。シュールな笑い。ジワジワ来る笑い。
爽快(そうかい) 好き勝手していた悪い奴らに天罰がくだり、虐げられていた人々が報われる。
恐怖感 怖い。単純に怖い。
失望 希望が絶たれる。打開策が無い。
当然 意外性が無い。当然、そうなる。
悲壮感 悲しみに必死で耐えている。関わるのが痛々しい。
涙あり スッと出る涙。ジワジワこみ上げてくる涙。
憂鬱(ゆううつ) 気が晴れない。閉塞感漂う感じ。
ドキドキ・ワクワク こうなってくれることを期待して、状況を見守っている。次に何がおこるのか期待している。

 

5 レーダーチャートによる表現

 

例えば、下のレイダーチャートですと、

比較的、意外性が少なく、日常的なストーリーの中に感動的な話が盛り込まれている。
笑いがある中で、涙もあるので、最終的には、前向きになれる映画。

って、把握できるかな??

 

どうなるか分かりませんが、順次、置き換えていきます。