満足度
同名タイトルの漫画を、miwaと坂口健太郎のダブル主演で映画化。
彼女の運命を変えるため100回人生を捧げようとした彼と、彼の1回の未来を守るため自分の運命を決めた彼女の物語。
原題: 君と100回目の恋
出演: miwa、坂口健太郎、竜星涼、真野恵里菜、泉澤祐希 ほか
公開日: 2017年2月4日
上映時間: 116分
監督: 月川翔
配給: アスミック・エース
葵海は同じ大学に通う幼馴染の陸に恋しながらも気持ちを伝えられずいた。
夏祭りのライブで、うまくいかなかったために葵海は会場から逃げ出す。
歩いている途中、交通事故にあってしまう。。
そして、目が覚めると、葵海は大学の教室に。
予告 Asmik Ace
この映画の元になる漫画は、読んだことがありませんでした。
一切の情報なしで、鑑賞しに行った訳ですが、途中で映画の設定がわかってきます。
その設定が分かった後に、二人の気持ちの動きが、ひしひしと伝わってきます。
陸は、葵海を救いたいがため、タイムリープを繰り返しますが、結局、救うことはできません。
葵海が、レコードの存在を知り、お互いの気持ちを確かめ合い、恋人同士になりますが、
結局、あの日、あの時刻になると同じ結末を繰り返すことになります。
結局、葵海が選んだ結末は、そのループを断ち切ることでした。
映画のストーリーとして、大どんでん返しなどはなく、音楽の効果と合わせて、
心情的に訴えかけてくる映画だと思いました。
この映画の歌の存在は大きく、改めて、miwaさんはいい歌手だと思いました。
本映画で、miwaさんは2作目の映画出演になります。
前作同様、映画の中での彼女はの存在感は、非常に大きく感じます。
それは主演だからではなく、声が特徴的なためだと思います。
ライブシーンなどは、まさに、miwaさんそのままです。(当たり前ですけど・・・)
若干、そういう部分では、女優としては、損してしまうと思いました。
さて、当たり前なのかも知れませんけど、この手の映画ではカップルの多いこと。
もともと、内容を知りませんでしたが、彼らもそうなんでしょうか。
カップルで観に来て、ヒロインが結局、死んでしまう結末の映画をデートに選んでるのが、
不思議に感じました。
上映が終わった後、劇場が明るくなっても、誰も立たない。。。
そんな中にも漢(男)はいます。
一番先に立って、カップルたちの前を横切って出ていきます。
「かっこいい!漢や。」と思いきや、おまえ泣いてるやん!!